走り回るシマリスを観察できる数少ないシマリス特化型のリス園
シマリスってとってもすばしっこいのですが、シマリスを実際に見たことがない人はハムスターくらいかな?と思っていることが多いそうです。
たしかに見た目も似てるしウチで買っているシマリス達も一瞬間違えられるし、同じげっ歯類だし…
そんな素早いシマリスがよく観察できるのが、新潟県加茂市の加茂山公園内にあるシマリス園です。
施設の簡単な紹介
まず、ここにたどり着くまでに軽く坂道を登ります。
といっても、道は舗装されていますし、このリス園の隣には150mもの長さのローラー滑り台があったりしていますので、子供でもたどり着けるような場所にあります。
園内入り口にはこれまでの来場者数と、募金箱が置いてあります。
左上のキャラクターが気になりますが…
単純計算ですが、平成14~30年の17年間の来場者を平均すると、1年に13万人以上も訪れている計算になります。
開園が4月~11月までなので、その期間でこの数は結構すごいと思います。
とはいっても、私が訪れたのは9月の上旬でしたので、その時点で5万人ということを考えたら年々減少傾向にあるのかな?とも思ってしまいました…皆、行こう!リス園!
園内に入ると、中央に屋根付きのリスケージがあり、その周りの舗装されたエリア人間が動けるスペースです。
そしてそのエリアを取り囲むように、緑にあふれたシマリスの活動エリアがあります。
人間は柵の向こう側に行くことは出来ませんが、シマリス達は柵の間や柵に飛び移って人間側に来ることができます。
エサやりができるので、エサを求めてやってくるわけですね。
全力疾走が見られる!
シマリスの活動エリアは緑生い茂っていますが、そこまで深い植物がないので、走り回っている姿をよく観察することができます。
柵で隔たれているのもポイントで、自ずと遠くから観察することになり、瞬時に何メートルも走り抜ける姿の全容を観察しやすいのです。
また、こういったアスレチックの上も駆け抜けたりしますよ!
(写真は撮れませんでしたが…)
エサやりが無料なのに加え、写真も比較的撮りやすい
さらに、エサ(ヒマワリの種)を無料で与えることができます。
入場も無料、エサも無料、どうなってるんだここは…
なので、シマリスも人間に比較的慣れていますし、こうやって間近でシマリスを観察することも可能です。
全体的にひらけた施設なので、写真も撮りやすいです。
餌を置いておいて撮るのも良いですし、柵の向こうで落ち着いている姿を撮るのも良いです。
ただ、くれぐれも撮影やエサやりに夢中になってシマリスを踏みつけたり追い回したりしないようにしてくださいね!
中央のケージも見ごたえたっぷり!
この中央に隔離されているかのように設置されているケージにはシマリスが数匹入っています。
飼育員さんの話によると、まだここに来たばかりで所謂慣らしとして最初はここで過ごしてもらうそうです。
ここではおやつの時間に仲良く食べている姿を見ることができ、ここまで大量のシマリスが一堂に会しているところを見られるシマリス園はここが唯一と言ってもいいでしょう。
さらに、かなりマニアックですが、シマリスのお腹を見ることができる事もポイントが高いです。
ケージに網が張られているのでその網をよじ登る時にシマリスのお腹が見れるわけです。
そもそもこのように中央にケージがある施設はシマリス園の中でも珍しく、そういった点でも加茂山のリス園でしかできない体験です。
帰りにはこりすまんじゅうを!
リス園を堪能した後は加茂山公園内の売店に売っている『こりすまんじゅう』を是非食べましょう!
おそらくリス園に向かう際に通ると思いますが、『森の香り屋さん 椿の家』という売店があります。
ここでは主力のこりすまんじゅうに加え、色んなリスのお菓子が売られています。
帰りの電車の中で余韻に浸りながら食べると一層おいしいですよ!
JR加茂駅から徒歩15分
車を使わずに訪れることができます。
最寄り駅はJR加茂駅、そこから15分程度歩くとリス園にたどり着きます。
(大人なら10分程度で行けると思います)
新幹線の停車駅である新潟駅からも電車で1本で行けるので、観光としてのアクセスも悪くないと思います。
ただ開園期間は4月~11月下旬ですのでご注意を。
詳しい情報は下記の公式サイトをご確認ください!
http://www.city.kamo.niigata.jp/section/toshi/risuen.htm
新潟に行ったら是非チェックするべし!
新潟は料理もおいしく、気候もカラッとしていて快適です。
観光には困らないと思いますが、是非リス園も訪れてみてください!
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